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秋らしい休日

昨日は娘と私の休日で、仕事を午後からにずらした夫と一緒にフェルメール展へ足を運んだ(具体的にはデルフトの巨匠と呼ばれている画家の絵35点の展示であり、フェルメール一人ではない)。

開館直後からかなりの人手で、ゆっくり鑑賞するという雰囲気ではない。「絵画芸術」が見たかったのだが、作品保護のため展示していなかった(涙)。「マルタとマリアの家のキリスト」の展示があった。まったく絵画の造詣はないが、同じ作家の作品なのかと思うほど印象が異なる。描かれているのは、ご存知ルカ10:38-42の場面である。

マルタ=活動、マリア=祈り、観想というイメージだが、イエスのみ言葉は、ともすれば陥りがちな共同体での社会系、典礼系というような枠のはめ方、見方に対して、光をもたらしていると私自身は感じている。そして、その絵画で一番先に目が行くのは食卓の白い布であった。次にマルタの白い腕、マリア頭部の白い布、キリストの目線と手の動き、マリアの足がキリストの着衣の袂に寄せられていること・・・こんな感じで目線が動いた。まぁ、ほかにも宗教に関する絵画は思うところがあった。今回はデルフト派というのか、彼らたちの作品にも惹きつけられた作品があった。

人ごみをぬけて、西洋美術館ミュージアムショップへ。そこでしか手に入らないお気に入りがあり、ちょっと寄ってみた。外に出て、文化会館へ行こうとして、行きには気がつかなかったおフランス国旗風垂れ幕に目がいった。夫に「西洋美術館が世界遺産?」(←無知な私)「ル・コルビュジエじゃないか?」「そーなのね」「建築物の登録は難しい・・」「確かにね」と2,3言葉を交わして子どものお友だちと約束した場所へ。

子どもを送り届けていた後、神保町へ。夫と母が食事中、私は古本屋さんへ直行。なかなか欲しい楽譜が見つからなかったが、バッハのマタイ受難曲、ペーター出版の楽譜を購入。7月の発表会で、フルートとチェロに合わせて先生がAus Liebeを歌われた。

この曲を聴くと、キリストが十字架を自ら担がされてゴルゴダの丘を登る中、汗をぬぐう一人の女の姿が思い浮かぶ。道行第6留である。私自身は、彼女の思いや姿とAus Liebeは強く重なる。

娘の堅信式が間近である。堅信名は洗礼名と同じく、その汗をぬぐったといわれる女性Veronica。自分で堅信名を考えるよう伝えた時、洗礼名(私が選ばせていただいた)のままが良いと答えた時はとても嬉しく思った。

その楽譜を手に子どもたちが集う場所に合流。お母様がたとも芸術の話などができて、とても楽しいひと時をご一緒させていただいた。

とても癒された秋の休日の一日であった。さぁ、今日からまた汗水たらして働こう。皆様も良い一日を。
by lakeforest | 2008-10-17 05:31 | 雑感

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