風が吹けば・・・

先日、広告記事(何の広告だか失念したが←これって・・汗)を見て頷いた。私立小学校での国語の授業紹介だったのだが、その授業内容に感心した。

まず「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざを取り上げ、どういう意味なのかを先生が説明をする。では、そのような例が身近にないかを考えさせ発言させる。そしてグループに分かれ「風が吹けば動物園ができる」という仮題で考え、5段階に分けて文章を作る。『風が吹けば→○になる→○になる→○になる→しかるに、動物園ができる』という具合だ。こじつけでも何でも良いから、とにかく短い時間で考えさせ、発表する。2,3例が書いてあったがなかなか面白い。

次に、先生が別の一例(5段階思考文)を出し、「このつながりはないだろう」と思われることを考えさせ、個人個人の意見を述べる。・・・というような次第。

自己中、関係ナイという言葉が発せられる世の中であるからしても、例題が「つながり」という着眼点というのはうってつけ。とにかく、先生の知恵と人となりがたくさん詰まっていると感じた。そして写真で写っている子どもたちの目の輝いていること!授業中であろうし、その場しのぎでできる笑顔ではない。

理論構築を学び、思考方法を発見させ、想像力を鍛え、表現、発表方法も学べる。しかも限られた時間内で。ディベートには欠かせない要素が沢山つまっている。先生は指南というか舵取りである。実質的には生徒たちの発言によって成り立つ授業である。(うちの息子などは得意分野かもしれない。とくにこじつけとか・・)国語の授業というのは全てに通ずる基本であると改めて実感させてくれた。

さて、子どもの学校では毎年、危険から自分の身を守るにはどうしたら良いのかという話を聞き、親子で取り組む課題がある。「気をつける」という言葉の曖昧さの指摘を受け、まさしく上記の思考で危険について考える。

親が子に教え(伝え)られる基本的なことは躾、体験による知恵であろう。その知恵・体験をシェアすることから子どもに想像をめぐらさせ(想像力を鍛え)、五感を鍛えさせる(意識的に使わせる)ことが必要である。まずは、親である自分が想像力と五感を鍛えなおし!

それにしても、何の広告だったのか・・・風が吹けばの論理で許してもらおう。
by lakeforest | 2008-07-09 07:22 | 教育

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