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盛りだくさん

今日は声楽の先生の講演が近い(今週末、カルメン)のでレッスン延期。ということで、ひさしぶりに、1日家にこもる。

いつもの通り、敷地面積が変わらない部屋の着地面積を広くすべく掃除に取り掛かり、一息ついて居間に戻ると、読み終わった雑誌が・・・。コーヒー片手に、時代のラテン語読みの4月7日増大号をパラリとめくり、養老氏のコメントを読む。頷き半分、珍しく自分なりの反対意見をぶつけてみたりして・・。

次のページ。クールにクルーニーが(汗)。父とともにダルフールに赴き、映画『Sand and Sorrow』を製作。国連平和大使になって、ダルフールならびにダルフールの日について熱く語っていた。そして早速、英国の首相と話し合いをもち、UNとANの平和維持部隊の展開の難しさに対して、英国への協力を要請、そして和平交渉をLondonで行う可能性をひきだした。

その際には聖火リレーで抗議行動については触れることがなかったらしい。スーダン軍事政権にあまりにも近すぎる大きな存在だからか・・。国連に物申すことも辞さない行顔大使、なかなかだ。Good Night and Good Luckといい、社会派なのか・・。Take Action、実践あるのみだ。

次は「派遣社員のうつ」についての記事。なかなか頷ける。どうも日本人の集団主義、位置づけをはかるまとまりへの帰属意識というか、どうにかならないのかと思うほど愚かしい。派遣社員、非正規社員は不安定要素(契約)があるため、しっかりと十二分に仕事をこなすことから始めなければ認められないということから起こる様々なプレッシャー、そして正規社員からの階級意識的な仕事の振り分けが及ぼすものが大きいようだ。「正規社員になればいい」という声は非情すぎる。

次、Keith Richards。
1983年の12月24日深夜。タイムズスクウェアー近くのレコード店。日本人二人(夫と私)しかいないところに入ってきた酔っ払い風おじさん。少し離れた夫が、私に「気付け」といわんばかりに咳払いをした。私が目をあわすと、彼が後姿のおじさんの方を向けと合図する。見たけれど後ろ姿でわからない。こともあろうに、夫はベロ(舌)を長く出す。何なのかわからない私に、何度も舌を出したり引っ込めたり・・・。おじさんは1枚のレコードを店頭に持っていき太った店主に向かって「こんなクリスマスの夜に商売しているのかい?こちらは助かるよ」と。「開けていてよかったよ。君にあえて嬉しい、キース」と。それで私はハッとする。キ~~~ス!そうである。転がる石!卒倒しそうになった。夫が私に駆け寄り、二人でキース様がお帰りになるのを見送る。何も持っていないょ!!握手?いや、怖くて近寄れない。するとキース様「愛する恋人たち、Verry Merry Christmas!」と。安価でビッグなクリスマスプレゼントだったっけ。

などと、考えていた。
いやはや一冊で、色々と思うところあって、なかなか面白かった。コーヒー飲んでいる場合じゃなくて、Take Action?!
by lakeforest | 2008-04-15 21:39 | 社会

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