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Peace be with you

Peace be with you_e0108276_22303161.jpg学生時代で一番思い出深かったのは、2学期最後の「クリスマスキャロル」でした。クリスマスつまりキリストのご生誕を皆で、主に歌、聖書朗読、お祈り、タブローなどを織り交ぜて、お祝いし、感謝する集いです。

曲目は学年によって違うのですが、We wish you a Merry Christmas,One Little Candleという一般的なクリスマスの歌や、様々な作曲者の栄光唱(Gloria)、メサイヤから数曲、ハイドンの天地創造など・・・。暗い講堂の中でキャンドルライトをともしながら歌います。

その学年に弦楽器を弾けるかたがあろうものなら、立派な前奏つきの小作品ともいえるようなできばえで、鼻たっか高゛ぁ~の世界です。最上級学年だけが正面の舞台を飾れ、歌も7曲以上(他の学年は2曲)。

今日は子どもの学校でのウィッシングでした。
1年生の時は兵隊さんの役で、クッキーの缶で太鼓を作り、ばちは菜ばしの先に綿をギュウギュウに詰めて布で被せて作った。2年生の時は星の役で、星を作成して身体中につけたっけ。3年生の時は子どもが紙粘土で作った果物のアクセサリーをお手伝いしたなぁ。4年生の時は羊飼いの役で、アラブのかたが頭に被せていらっしゃる輪っかを太い紐で編んで作った。5年生の時は牛の役で、白地のセーターに黒のフェルトを一緒に楽しみながらつけたっけ・・・と色々なことが浮かんできました。

大きく高い声で習いたての英語の歌をわけもわからず?歌っていた子ども達が、今は舞台の上で流暢な英語を話しながら、ミュージカルテイストの聖劇を演じていました。目だった役ではない子ども達の演技も見逃せませんでした。低学年の羊役の子どもたちなど、とても一生懸命羊の役に徹し、らくだも本当にらくだが歩いているかのように演じていたことにも感激致しました。

そして最後のご挨拶。これがまた素晴らしい内容の英語のスピーチで、自分たちがどのような思いそして心構えでこのウィッシングに臨んできたかを伝え、今もなお貧困に苦しみ、飢えている子どもたち(特にアフリカ)へ祈りをこめ、そして何より「一人ひとりが皆違う夫々のタレントを大切にして、これからもその光を輝かせていこうと思います」と述べたときには、ウルウル・・・・。

もう何より「感謝」の一言です。遅ればせながら、クリスマスを迎える心の準備ができたと感じた一日でした。

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東京駅前のクリスマスツリーライトアップ。
by lakeforest | 2007-12-20 22:35 | 雑感

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