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Goodwill

goodwill・・今、もっとも新聞の一面、報道をにぎわせている言葉です。
ワタクシ的には、COOL EARTH50に勝るとも劣らぬネーミング大賞です。

聖書の中に示される「善意」、メサイアに至っては、何度も繰り返しながら、上部音へと導かれ強調される言葉の一つです。

Glory to God in the highest, and peace on earth, goodwill towards men.
(Luke2:14)

 いと高きところに栄光、神にあれ、 地には平和、み心に適う人にあれ

奇しくもカトリック教会では、6月は「みこころの月」とよばれています。みこころは聖心ともみ心とも書き、十字架にかけられたイエスの心です。

goodwill(み心)と善意の関係については、聖書の『善き(善い)サマリア人』(ルカによる福音書10節25‐37章)の話を参照するとよくわかります。善きサマリア人の話は、福祉(または善意)の原点であると言われています。ですから、人材派遣、人助け、福祉関係の会社名としては本当に素晴らしいネーミングだと感心ひとしきりです。

この会社の創立者は、私と同じような年代のかたです。何でも、お父様が会社経営者で大変裕福なおうちに育ったそうですが、ある日会社が倒産して一変し、生活保護を受けて生活するという辛酸を嘗める思いをなさったそうです。

商社に入社なさってジュリアナ東京(お立ち台で踊らされていた人は多いのではないでしょうか?)を立ち上げ、独立してヴェルファーレを立ち上げ、実にその設立の1年後に、お父様の介護から人材会社(何のおつげかグッドウィルと命名)をたちあげています。『これからはシルバービジネスの時代』と思う目の付けどころは巣晴らしい。

これだけの飽食の時代です。目のつけどころが良くても、社長になり、会社を経営することは容易なことではありません。時代の風雲児と言われるような人たちは、ある種大変個性的であって、その発想、時代を見る目が秀でているところはあると思います。

まあ、どうであれ、お金を儲けるというか、冨を得ることは決して悪いことではありません。その会社が福祉に関わる事業をしているのに、社長がプール付の家を持ち、プライベートジェットに乗っていようがいまいが関係ありません。(←こうやって記述すると、多いにこだわっているように映る・・・正直、多少はこだわっています。)

ただ、そのお金や利益が社会に還元されているのか、三方両得・・というか、その利益が社会にとっても、個人にとっても、関わっているものにとっても満足いくものなのかというのがポイントではないかと個人的には感じています。いずれにしても人を欺く行為はいけません。侮るなかれ・・です。

誰もが老いて高齢者となります。高齢者福祉に限らず、一般に福祉とよばれる世界は尊いものでありながらも、現場は3Kと化しているともいわれています。また、福祉施設の世界においても、ひとり勝ちの法則が露呈したのではないかと思います。

福祉がビジネスとして成り立つ現代、また様々なことが民営化されていくなかで、この会社の不祥事から、たくさんの問題点や課題がなげかけられたように思います。

聖職ともいえる人の生き様にかかわる福祉の仕事に、驕ることなく心を込めて真剣に関わっている現場のかたがたがたくさんいらっしゃいます。そのような方々へ悪い影響がないことを望みます。

介護の世界では、介護予備軍を減らす努力を家族と一体になって取り組み始めておりますし、互いに心身ともに健康に老いていけたら良いなと思います。
 
また、このPatioFILIAでは、このような不祥事の裏には、何か大事なことが控えていないか、霞んでいないか・・大臣の自死による政治資金規正法改正案の審議の行方、年金問題や様々な法案など、しっかりと見据えて参りたいと思いますが・・・。こちらも侮るなかれでございます。
by lakeforest | 2007-06-09 17:15 | 社会

日々のできごとを、訪れた方々と分かち合えたら・・。( 本ブログの文章、データ等の無断転載、使用はおやめください。)


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