戦い

昨日のテレビではアメリカ民主党の大統領指名選挙をにらんだ討論会が放映されました。エドワード氏の投げかけた指摘、挑発という不測の事態に、オバマ氏の経験不足が露呈され、クリントン氏の余裕が際立った場面もありました。最も、エドワード氏も何とか両者の争いに食い込みたいと必死で探した余裕の指摘という感じでしょうか?

翌日、つまり今日の天声人語では、「反戦の母」として知られているシンディ・シーハン氏が、反戦運動から身を引くという内容について書いてありました。シーハン氏の動きに関しては、以下の通りです。

e-mailで回覧された第2のメッセージ、最終行:
"Good-bye America ...you are not the country that I love and I finally realized no matter how much I sacrifice, I can’t make you be that country unless you want it."

5月30日付NY Times:
"Sheehan Says She’s Quitting as Face of Peace Movement"
“We’ll come back in a different way,” she said. “Not working with politicians or against politicians. Not working with any kind of political movement at all.”

人の命の重さというのは、どんなものにも換え難いものであることは間違いありません。一方、"Saving Private Ryan"(邦題:プライベート・ライアン)という映画がありましたが、あの映画からも深く考えさせられるものがあります。

徹底的に敗戦国日本を自覚し、ひきずりながらアメリカの傘の下に生きる道を選ぶか、骨抜きといわれても武力を持たず、戦わない(戦えない)日本として生きるのか、はたまた外交下手と言われながらも東奔西走しながら日和見的に生きるのか・・どうしたい日本、どうなるんだ日本?アメリカの大統領指名選挙、シーハン氏の動きを見ていて思ってしまいました。

国内に目を向けてみれば、郵政民営化から始まって、ありとあらゆることがいとも簡単に次々と「政争の具」と化してしまう昨今。地に足をつけて歩もうと叫びたくなります。(叫んだところで、ありの叫び・・)

6月5日は環境の日だそうで、総理夫妻が1面広告で優しく呼びかけています。地球温暖化防止に向けての「ストップ温暖化地球大作戦」の一環ですが、みんなで入ろう「チーム・マイナス6%」とか・・。

WWFジャパン・気候変動グループ長の女性が、朝日新聞で述べていました。このままでは京都議定書の目標達成は危ういというのに、政府や産業界の危機感が希薄であること、本当に京都議定書に向けての取り組みを行うならば、「CO2一人一日1キロ削減」という国民運動に重点を置くことよりも、CO2輩出に値段をつけ、削減した人が得をする経済的な仕組みをすべきであろうと。具体的な課税制度をも提言していました。

京都議定書を支える地球規模の地球を守る取り組み、貢献に、人類の叡智が求められていると感じます。

私たち一人ひとりが自然を知ることによって、生命の神秘、過去からの人類の歩み、今の自分や地球を知ることになるでしょう。歴史を知ることによって、争いが人命だけではなく地球をも傷つけていることがわかるでしょう。人を愛することが地球を愛することに繫がると感じます。

子どもの頃、地球がなくなったらどうなるのだろう・・・と思いながら、「無」の怖れから「生」の尊さを感じたあの思いを、現実問題としてしっかり捉えて歩み続けねばなりません。真にGood-bye・・となる日まで。
by lakeforest | 2007-06-05 07:33 | 社会

日々のできごとを、訪れた方々と分かち合えたら・・。( 本ブログの文章、データ等の無断転載、使用はおやめください。)


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