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going my away

昨晩、私の担当業務の責任者、そしてサブ責任者である大学教授と夕食をともにした。
私は、心調がよくないので、お酒を飲むとあまり宜しくない方向になりそう・・・とお酒を遠慮。お二人は、「(安心して任せてしまっていて…)いつも本当にありがとうございます」と、日ごろの私の仕事ぶりに感謝して下さった。

人はそれだけですくわれるものだ。

大学院に進む時も、お二人は相談に乗って下さった。
そもそものきっかけは、担当分野の充実と専門性を高めたいという思いからだったし、仕事に支障をきたしてはもともこもないので、受験前に相談した。

(今書いていて思ったが、院に行くきっかけは、それだけじゃなかったのではないだろうか…。心の奥底で、自分がやっている「仕事」の価値、いや、「私」の価値を認めてほしかったのかもしれない。つまり、「事務職」の範囲を超えた仕事をしている、なり、「専門性」を持って仕事をしている私、を証明したかったのかもしれない。正当に評価されていない、と感じていたのだろう)

受験後、試験の記述課題を報告した。

(拙夫に「とにかく書け。何でもよいから埋めろ!院では、書くことが主体になる。書けるかどうか、も試されているから」と言われていたので、とにかく書きまくった)

お二人は、合格後、「『大丈夫、得意な分野だな』と思っていました」とか「課題の把握は難しいと感じましたけれど、いつもの通りであればクリアできると思っていました」とコメントを下さった。そして、お二人は、仕事を抱えての院生活は並大抵のことではない、と常に気遣って下さっていた。

(気遣いといえば、よくありがちな行為として、「きっと大変だろう…」というその人の判断や思い込みが、相手の選択肢を狭め、気づいたら疎外感満載の心外な行為に出くわすことがある。当たり前だが「自分中心の勝手な判断や思いこみ」ではなくて、その人がどうしたいのか、どう思っているのか、を言える場を作ること、「どうしたいのか」と尋ねたうえで、その人が判断、選択するなど、相手の行動選択を尊重することが大切)。

だからこそ、この乾杯の言葉に、ジーンときた。

心調が整い始めるだろう、この一言で。

他部署からみたら、私(たち)の今の仕事量は正職員でも多い方だと感じる。
仕事のペースを高めて残業を減らし、効率的に進めてきたが、無理をしないことにした。このままだと発狂しそうだ。(性暴力について翻訳をしている同僚が「発狂しそう…」と、私に相談に来た。業務の内容が内容だけに、私ならわかってもらえる、と。わかる。本当に気が重くなるだろう。)蓋を開けてみれば、職員を1人分増員させられる余裕があったのだから、私も私のペースで仕事をさせてもらうことにする。

アウェー感はぬぐえない。
公平な審判に信頼し、正々堂々と戦おう。
がんばれ、私。
by lakeforest | 2012-05-12 07:39 | 雑感

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