spiritual base

数年前の「かなしみと日本人」というNHKのテキストを読んでみた。

文学から垣間見る日本の精神史にも似たアプローチで、日本人の「かなしみ」の感情について書かれていた。

子どもの頃に読んでいた本ばかりから引用されていて驚いた。
(万葉の世界から始まり)、志賀直哉、国木田独歩、中原中也・・・そして読んでいなかった宮沢賢治(銀河鉄道)。もちろん柳田国男も欠かせない。

再度読み返してみると、私自身が、子どものころから「無」(宇宙全体が無くなる)になる怖さを捨てきれないでいたのではないだろうか、そうやって過ごしてきたのではないだろうかと思えてきた。でも、今は信仰のおかげで受け入れていると感じる。

みんな塵となってというか、地球というこの星の一部になってこの世を去っていく。輪廻とか前世とかは信じないが、それを信じなければ、あまりの切なさに生きることに無力さを感じる人もいるかもしれない。

死生観(死の物語)の章では、数年前に、社会保障を勉強する際に一読した広井良典氏の本も上げられていた。彼のターミナルケアでのスタンス、死後を含めての死生観を柳田氏とのそれと合わせての課題も含めて、死への受容についても至極当然である感じた。WHOによる健康定義のSpiritualの部分にも深くかかわることだ。

"Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity."

再度思う。
信仰によって、死後の世界に安らぎがあると信じているからこそ、今があるのだろうと自分の中では思っている。Physicalやmentalによって、socialに健康という定義で生きられなくても、最後の最期までspiritualを大切にして生きていきたい気がする。

・・・・またもとりとめもなく。皆さま良い一日を。
[PR]
by lakeforest | 2010-12-13 06:42 | 価値観

日々のできごとを、訪れた方々と分かち合えたら・・。( 本ブログの文章、データ等の無断転載、使用はおやめください。)


by lakeforest
プロフィールを見る
画像一覧