楽都

郡山に着くと、現地のかたが、その日行われる第1回音楽都市郡山ハーモニーコンサートのチケットを入手してくださっていた。

打ち合わせを早々に終え、猪苗代へ。
野口英世博士の生家へ車を走らせた。前日、雪が降っていたのか、残雪が道端に寄せられていた。聞けば前日まで嵐で、新幹線が止まっていたらしい。そういえば、新青森までの開通式の日は雪景色であったと思いだした。

母の手紙は胸を打つ。
自分の不注意で囲炉裏に落ちてしまったと自分を責め、不憫でならない息子に惜しみない愛情を注いでいたのだろう。

郡山へ急ぐ。

ホールは満席で立ち見だった。
ある中学校の管弦楽部によるメンデルスゾーン交響曲第5番4楽章が始まっていた。
いきなり素晴らしい演奏!
そして、ガーシュウィンラプソディインブルーも素晴らしかった。

その後、小学校から高校までの合唱部のハーモニーを聴いた。
どの学校も、NHK全国学校音楽コンクール、こども音楽コンクール、全日本合唱コンクールなどに出場し、東北ブロックで優秀な成績をおさめたり、全国大会で大変優秀な成績をおさめている。

なかには、合唱ではなくソロで聴いてみたいと思える人の声もあった。
ハーモニーとしては残念ながら目立ちすぎてしまう存在だが、際立って素晴らしい声が響いていた。

合唱のコンクールなどで何度も優勝経験のある高校がトリを飾ったが・・・高校3年生が抜けたあとで人数が大変少なかった。良い曲ではあるが、この時期にペルゴレージのスタバトマーテルは季節外れの感が否めなかった。

先生が決めるのだとは思うが、選曲が違えば、もっと素晴らしいだろうに…(つまり難しすぎる)と思える学校が何校もあった。待降節に入ったせいか、宗教曲の選曲が多かった。やはり神を待ち望む、賛美するという気持ちは、信仰心が左右すると思う。そして、ミサ曲は感情表現というより、祈りの言葉としての一致を問われるのではないか?と感じられた。(←短絡的な言い方だが)

個人的には、千原英喜作曲の「良寛相聞」が大変気にいった。本当に美しい曲で、美しいピアノの響きとコーラスで「歌ってみたい!」と思った。(日本の曲で、私がそう思うのもめずらしい・・)

いずれにしても、最後まで聞いた。
皆の心を一つにして織りなされる素晴らしいハーモニーに包まれた「楽都」の1日であった。
感謝。


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猪苗代湖

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1954年 劇団四季のポスター(昭和レトロを感じさせるお店で発見!)
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by lakeforest | 2010-12-07 18:51 | 音楽

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