何を積みあげるか

この頃、ワタクシの生きるモチベーションを唯一(笑)高めているのは、子どもたちの学校生活である。彼らが、帰宅してすぐ・・、買い物途中・・、食事中・・、お風呂の後の飲み物を飲んでいる束の間・・とパッチワークでありながらも、学校の様子が語られる。

娘は合唱魂(コン)があった。
音楽委員である彼女にとって、1年間で、いや彼女の学校生活において1番の行事、メインイヴェントである。ここ数カ月の彼女を取りまく状況は、万華鏡のごとく、日々違う模様が織りなしていたように思う。

「めざせ優勝!」を(心の←ここ大事)合言葉に、ターボをかけすぎたり、エンストしたり・・・・。指揮者、パトリをたて、ひたすらマネージャー業に徹底した音楽委員の娘。

担任の先生との面談でも、9割が委員としての任務の様子について語られた。今はクラスが一つにまとまり、自分が殺気だつほど(笑)雰囲気がよい。先生ご自身は(入賞できるできないは関係ないが)これだけの状態で、万が一入賞できなかったらどう声をかけようかと頭を悩ませているという。とにかく娘のリーダーシップをほめてくださった。親としてはいつも「サブ」とか「副」の役割なので、リーダーシップという言葉を聞けること自体、何か娘のことじゃないような感覚だった。

本番の娘たちの歌声は、クラスが一つにまとまっていたことが音のまとまり、美しさにあらわれていたように思う。日々の奮戦を聞いていただけに、感慨ひとしおだった。会場を出ると数名のお母様が私のもとにいらっしゃり、音楽委員の娘へのねぎらいの言葉を下さった。とても嬉しかった。

結果は2位だった。
どのクラスの歌も良かったが、クラスの持ち味を上手に生かし、発揮していたクラスが、入賞していたように思う。娘は嬉し涙で、もう一人の音楽委員は悔し涙で顔をくしゃくしゃにして賞状を頂いたという。他のクラスの音楽委員の一人から「あなただけが2回も表彰台に登れてうらやましい。すごいッ・・おめでとう」と別の励ましをくれたという。

帰宅した私に、受賞の様子を語っている間の娘の携帯はシャララ~ンと鳴りっぱなしだった。次々とクラスの多くの友人、また違うクラスの友人からも感謝や互いの努力をたたえるメールが届いていた。素晴らしい仲間に感謝である。

そして息子。
こちらは、委員会活動で、自分のミスではないことで、全員の前で一人先輩から長々と怒られたことを淡々と語った。

成長したものだ・・と感じたのは、今まであれば、自分のミスではないことを先輩に主張したり、なぜ理由を聞かずにあたまごなしに怒るのかとそちらに対して怒りを感じて、ふてくされていたであろうが、良くも悪くも、一旦先輩の気持ち、注意を聞き「以後気をつけます」とおさめたという。

逆に私から「どうして、悪くないのに謝ったの?あなたのミスじゃないんでしょ?」と聞いてみた。

すると、時間がない中、皆がこうして集まり、話さなければならないことがあるのに、今更そこでそうじゃない、違うと言って論議をするのは時間の無駄だし、そのミスはその場にいた同級生(女子)が原因であって、その女子も先輩の激怒を恐れをなして聞いていたと思うから・・という。息子ょ・・・・。

子どもたちは確実に成長している。
それも人と人との関わりの中で、様々な経験をしながら・・・。

保身、面子、体面と常に自分のことしか考えていない大人の中で、彼らたちの学校生活を聞くと、心が洗われる。このごろの私は、本当に子どもたちからエールをもらっている。

この子たちと一緒に学生生活を送れたら、どんなに楽しいだろうか(笑)。
そして自分もそのように・・と思うが、最近は身体いや心がいうことをきかない。

何がいけないのだろう・・・
そうである。
「バカの壁」である。

知らないうちに徐々に高くなっていき、自分で積み上げたにもかかわらず、すでに自分の力だけでは越えられない高さになっているということである。そう、旧ベルリンほどの高さかも。

こうなったら壁のないところを探してみよう。
まだ囲まれてはいないのだから。
感謝。
[PR]
by lakeforest | 2010-07-10 07:12 | 価値観

日々のできごとを、訪れた方々と分かち合えたら・・。( 本ブログの文章、データ等の無断転載、使用はおやめください。)


by lakeforest
プロフィールを見る
画像一覧