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平和の祭典

アスリートたちの美しい氷上の舞が始まった。
ハラハラわくわくしながら、技術の高さと美しさに見入ってしまう。

1988年、オリンピックのBattle of the Brians
イーグルを持ち味としていたボイタノの姿を思う。
今回は、僅差で敗れた銀メダリスト、オーサー監督の思いも感じられた。

得点内容が開示されて、やはり「音楽の解釈」という部分が気になった。
これは表現力だけではなく、構成点にもつながる。
音楽の選曲段階から重要であろう。

音楽に技術だけではなく気持ちや表現力を載せる。
近年、氷上では「自分らしさ」「自分の良さ」を最大限に出せる人たちが表彰台に上っている。

ストーリー性のある音楽は気持ちを載せやすい。
観客を引き寄せ一体となれる音楽は見ている方も気持ちを載せやすい。

アスリートの芸術である。
これは何も氷上だけに限らず、オリンピックでのアスリートの姿全てに共通する。
アスリートの姿、人の持てる力を最大限に引き出す姿、そこには目に見えない神秘的な力があり、人の姿そのものが芸術であると感じる。

いや、きっと全ての人間にとって、人の姿そのものが芸術(の素)であることを知る機会が、平和の祭典なのかもしれない。

人の姿がそのものが芸術だとしたら・・誰の?
愚問であろう。

表彰台に上がる選手たちを前に「神ジャン!」と子どもたち。

そうそのかた。
神業とは、このこと也。
by lakeforest | 2010-02-25 07:52 | 雑感

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